ホームページ >> バラの選び方・育て方 >> バラの魅力、その選び方









花形

バラの魅力の第1にその花の美しさです。バラは原種から発展し様々な花形になりました。原種のバラは種の保存のため自家受粉しやすい一重でしたが、突然変異で八重の花が生まれ、香水づくりに効率が良いことから、八重咲きの改良種が増えて行き、バラと言えば八重咲きがイメージされる花になったのです。
バラの花形には一重(平咲き)、半ハ重、八重咲きがあり、この中でも、花弁がぎっしり詰まったオールドローズの花形の、ロゼット咲き、その中でも花弁が四方に引っ張られた形のクオーターロゼット咲きがあります。
更にカップの形をしたカップ咲き、浅い場合はシャローカップ、深い場合はディーブカップ咲きと坪んでいます。またバラの歴史の中で、中国のバラが加わり高芯咲きの花形をもたらしました。カタログではロゼット、カップ、高芯咲き、ポンポン咲き以外は八重咲きで表示しています。


花色

オールドローズ、イングリッシュローズはソフト系、モダンローズはビビッド糸のカラーが主力です。元々バラの原種はピンクか白でしたが、その後深紅色糸、黄色系、杏系が加わりました。バラは基本色のピンクの濃淡を中心に同系のカラーで順に花色を広げことが基本ですが、イングリッシュローズ、オールドローズはソフト系カラーのため、どのカラーを選んでも失敗はありません。またビビッド糸のバラは、ソフト系のバラの中でアクセントを付けるために効果的です。
バラの花色は蕾、咲き始め、満開時と刻々と変化します。またソフト系カラーのバラは光線によっても微妙に異なります。カタログの写真はその一瞬を記録したものです。

開花期間

従来、我が国では慣例で開花期間を四季咲き、一季咲きで表示してきました。厳密に言うと、バラの開花の性質は1)初夏から秋まで繰り返し咲く連続開花性、2)初夏に咲いて、秋に再度咲く返り咲き性、3)初夏から夏まで繰り返し咲く性質、4)初夏1回のみ、があります。カタログでは1)を四季咲き、2)は返り咲き、3)はそのまま、4)を一季咲きと表示しました。一般的にバラは大型に仕立てると、パワーを樹にとられるため、花の回数は減り剪定によって小型に仕立てると咲く回数は増えるといわれています。

芳香

何といってもオールドローズの芳香が際立っています,秘言は花弁にあ ります。オールドローズの花弁は薄くしっとりとして油をたく言ん含んでいます。時代を降りるに連れ芳香は失われて行きましたが、芳香を取り戻そうとイングリッシュローズが開発され、その影響で近年作出のモダンローズも芳香のすばらしい品種が多くなりました。カタログには香りを強香、中香、微香と表示していますが、強香と言っても沈丁花やジャスミンなどと異なって、花に鼻を当てると匂うレベルです,しかし空気が密封された室内では良く香ります。

樹形

オールドローズやイングリッシュローズは大半がシュラブ樹形のバラで、柱が細くやや横に広がり気味になります。シュラブ樹形のバラは原種本来の樹形を残したもので、庭にゆったりとした自然な風景を作ります。シュラブ樹影のバラは支柱によって横広がりを押さえた、オベリスクを活用し誘引し花をたくさん咲かせることもできます。 またバラは樹としての価値も重要です。ランブラ−ローズなどは、その美しい樹形で庭の基本的な背景をつくります。

強健さ

一度植えたら植え替えることの難しいクライマーなど大型のバラは強健であることが第1条件です。その点、オールドローズやオールド系のクライマーやランブラ−は何千という品種があった中で、今日まで生き残ってきた強健種の筆頭です。

バラの気品

バラ栽培の楽しみは、自分だけでなく他の人にも喜んでいただける美の世界を作れること、たえず気品のあるものに触れられることです。春の一斉の芽吹きに始まり最初の咲き出しから、頭上降るがごとく咲き乱れる季節、真夏の太陽の下、耐えて咲く姿、或いは初冬にたった一輪、凛として咲く姿など、日々気品のあるものに接する喜びを得られます。